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ZO-3内蔵アンプのポテンシャルを最大限に出しきる方法はないものか?」
最近はこんな事を考えていました。
その中での最大の問題は 弦とスピーカーが近いために起きるフィードバックです。
「このフィードバックを抑えながら なるべく大きな音を出せるようにしたい。」と
いくつかの実験をしました。

@:音響的に考え 単一周波数のパラメトリックイコライザーを製作し
  過度にフィードバックする周波数をカットする。
A@の回路は比較的大きな電源容量が必要になり 別電源を用意しなければならない事と
  単一周波数では対応しきれないZO-3が何台かあったので
  内蔵アンプに元々設定されている(?)ローカットフィルターのカットポイントを
  もう少し上の周波数に設定変更してみました。
BAの方法では 低音が極端に損なわれ 迫力の無い音になってしまいました。
  そこでフィードバックするもう一つの原因である スピーカーの特性を変化させたらどうだろうと
  スピーカーを同じ大きさの高級品に変更してみました。
C:結果、同じ大きさでは大きな変化はなく あまり効果的でない事がわかりましたので。
  実際のギターアンプにも採用されている4スピーカースタックのように出来ないかと
  ボディのザグリを変更することなく4機内蔵出来るスピーカーを探し 試作しました。

その後 専用パネルの製作を行い カスタマイズ受注をスタートいたしました。
以下の画像を ご参照ください。


 

サウンド的には 歪み系のエフェクター(弊社スーパードライブなど)との相性は抜群です。
スピーカーは余裕の32W(8W8Ωx4機)でミッドハイをブーストしたようなサウンドです。
フィードバックはゼロにはなりませんし トーンコントロールとの相性はあまりよくありませんが
何よりも見た目が気に入っています。
(製作時期により 性能に影響のない範囲でパネルの切出し方法など多少の差異がありますことをご承知下さい。)
 
基本的には他のカスタマイズと同様に 楽器をこちらにお送りいただき交換調整を行いますが
アンプの設定がそのままでも使用する事ができますので 異例のキット販売を行います。
(ただし、取り付けに伴う不具合や 改造が原因の故障を保障する事は出来ません)
 
交換方法は
@:事故防止のため電池をはずし 裏パネルをはずす(木ネジ5本)
A:スピーカーの配線を切断する(スピーカーの端子部分にて)
B:スピーカーを取り外す(木ネジ4本)
C:4スピーカーキットを取り付ける(木ネジ4本付属)
D:スピーカーの配線を行う(出来る限りハンダ付けし、アンプ基盤等がショートしないように養生してください)
E:電池を入れ 音の出る事を確認し 裏ぶたを元に戻す
お送りするキットには写真付きの取付説明書を同梱しております。
 
追加情報:
数量限定で制作しましたシースルータイプはおかげさまで完売いたしました。
現在、製作中に小さなキズのついてしまった物を 手元に数台在庫しております。
ご希望によりメタルタイプと同金額(\6480)にて取付けいたします。(キット販売も同様に行っております)
この場合 オーダーシートに『シースルー』とご記入下さい。
 
 

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